桜にとって恵みの雨
本日雨降る事を天気予報で確認し、もうすぐお引き渡しのS様邸で桜の植替作業
本来なら、桜の植替は葉が落ちてしまった11月から12月にするのがベスト。
ただS様は借家にお住まいだったので退去日までには植替が必要。
時期的には少し早いですが、やむを得ず植替敢行!
①まず廻りからスコップを入れ掘り起こし、下水道コンクリート枡下などに入り込んでいる根を何本かは切除
②鉢植えにされていたものが、そのまま成長したため鉢底の網目に根が絡まっているので、
鉢を少しづつ壊すも、細かい根は切除
さらに・・・
③桜の木は害虫が付きやすく病気になりやすい木なのですが
例外にもれずすごい数の害虫が葉に付着して葉を食べており
いろいろ植替えにマイナス要素はありますが枯らすわけにはいきません
新たな場所では
①大きめに穴を掘り
②土には腐葉土・肥料をよく混ぜ合わせ
③太陽の光を受けていたと予想される葉の向きを考えて植付け
④支えとなる竹をシュロ縄で縛り
⑤たっぷりの水を土に含ませ
⑥目に見える害虫は取り除き
あとは祈るのみ。
来年の春、元気にきれいな花を咲かせてくれる事を願います
「この桜の木の成長と共に積上げられたS様の思い出を枯らすわけにはいきません」
森山直太朗よりも熱い想いを桜に込めた営業マン