ほんの小さな出来事にィ~♪
昨日から来月着工予定のかほく市の現場で解体工事が始まりました。
まずは屋根瓦を一枚一枚、職人さんの手作業にて外していきます。
今回、お住まいの建替を機に何十年と敷地にそびえ立っていたケヤキの木を伐採する事になりました。
施主様の苦渋の決断です
そこで、なんとかこのケヤキを「思い出」として残せないかと、いったん当社にて引取らせて頂くことになりました。
「ケヤキの木は・・・」
木目が美しく、磨くと著しい光沢を生じます。また堅くて摩耗に強いので、家具・建具等に使われます。日本家屋の建築用材としても古くから多用され、神社仏閣などにも用いられました。現在は高価となり、なかなか住宅には使えなくなっています。
伐採してから、右に左にと、大きく反っていくので、何年も寝かせないと使えません。また、中心部の赤身と言われる堅い部分が主に使われ、周囲の白い部分は捨てられるので、よほど太い原木でないと立派な柱は取れないのです。
伐採して乾燥、製材・・・そして木の状態を判断し何に利用できるか吟味します
テーブル、、、ベンチ、、、建具、、、
※棚田建設の歴史は製材業から始まりました
敷地の一角に立って、M様を守り続けたケヤキ・・・。
これまで 「ありがとう」 これからも
形を変えて、ひとつ屋根の下で家族と触合いながら・・・。
とは言うものの、乾燥や加工などケヤキはホント取扱いが難しいのです・・・
いや必ず、生まれ変わった「ケヤキ」をお届けします
M様、楽しみに待っていて下さい
車検のためハイカラな代車で外回りする営業マン